要点編

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理科 第9章

植物のからだとはたらき

要点編

【既習/完成/最低25問】光合成・蒸散など。

要点編 — 参考書として先に読む。理解チェックができたら問題編へ。

① この章のねらい

ここでは、葉の光合成と蒸散、タマネギ根端の細胞分裂観察を例にします。光の有無でデンプンのでき方を比べ、道管と師管の役割を分けます。

  • 光合成の材料と生成物を説明できる
  • 蒸散と気孔の働きを説明できる
  • 道管と師管の運ぶものを区別できる
  • 顕微鏡観察の手順と細胞分裂の順を説明できる

② 図と説明

下の図を順に見てください。各図の下に、その図の読み方を書いてあります。

図 1. 植物細胞と動物細胞

植物細胞と動物細胞

細胞壁・葉緑体は植物。 図では、矢印の始点と終点、数値や記号の位置を順に対応させて読み、条件を変えても同じ規則で確かめます。

光合成は光がある葉で進む

葉緑体で二酸化炭素と水からデンプンなどの養分と酸素をつくります。明るい葉ではデンプンが検出されやすく、暗い葉では検出されにくいです。 図や表では、まず矢印・数値・単位が何と何を対応させているかを指で追います。次に条件を式、粒子、力の向きなどへ書き込み、途中の判断を飛ばさずに答えを決めます。見た目や用語だけで決めず、条件が変わっても同じ順序で確かめることが大切です。

図 2. 光合成と呼吸

光合成と呼吸

材料と生成物がほぼ逆。 図では、矢印の始点と終点、数値や記号の位置を順に対応させて読み、条件を変えても同じ規則で確かめます。

蒸散は気孔から水が出る

葉に袋をかけると内側に水滴がつきます。気孔から水蒸気が出た証拠です。 図や表では、まず矢印・数値・単位が何と何を対応させているかを指で追います。次に条件を式、粒子、力の向きなどへ書き込み、途中の判断を飛ばさずに答えを決めます。見た目や用語だけで決めず、条件が変わっても同じ順序で確かめることが大切です。

③ 続きの説明

3. 道管は水、師管は養分

根から吸い上げた水は道管、葉でできた養分は師管を通ります。名前の「道」と「師」で役割を固定します。 図や表では、まず矢印・数値・単位が何と何を対応させているかを指で追います。次に条件を式、粒子、力の向きなどへ書き込み、途中の判断を飛ばさずに答えを決めます。見た目や用語だけで決めず、条件が変わっても同じ順序で確かめることが大切です。

4. 根端は押しつぶして一層にする

タマネギの根端を観察するときは、押しつぶして細胞を広げます。分裂の順は染色体の見え方で追います。 図や表では、まず矢印・数値・単位が何と何を対応させているかを指で追います。次に条件を式、粒子、力の向きなどへ書き込み、途中の判断を飛ばさずに答えを決めます。見た目や用語だけで決めず、条件が変わっても同じ順序で確かめることが大切です。

受験で押さえる(この章)

語呂は「音↔記号↔意味」の対応表まで書いて初めて覚え方が完成する。そのあと実験・計算の文脈で使う。

覚え方この章の覚え方・語呂

語呂は「何と何が対応するか」が見えて初めて使える。下の矢印の左右を声に出してつなぐ。そのあと「なぜその性質/公式になるか」まで言える状態にする。

覚えの手がかり対応する答え
気体の発生と集め方水上置換=水に溶けにくい(酸素・水素)。下方=空気より重い(二酸化炭素・塩素)。上方=空気より軽い(アンモニア・水素) → 性質→集め方の順で決める。語呂より決定木を優先(実験問題の定石)
道管と師管道管は根から葉へ水・無機養分。師管は葉でつくった養分を植物体の各部へ → 師管を「葉→根だけ」と固定しない。道管と師管の向きを取り違えない(植物のつくり)

必暗実験定石

変えた条件・そろえた条件・測定値を先に書く。覚え方より手順が本命。手順を言えたら「なぜその集め方/検出か」を一言添える。

  • 植物の蒸散対照実験(油を張る等)を確認/気孔の働きと結びつける
  • 葉のデンプン日光・エタノール・ヨウ素液/対照を置く
  • 対照実験調べたい条件以外をそろえる/公平な比較

戦い方理科の戦い方

知識で得点を確保し、計算・考察に時間を残す。単位を先に固定する。わからない用語は、定義→例→対比の順で戻す。

  • 手順知識問題で得点を確保し、計算・実験考察に時間を残す
  • 手順実験問題は「何を変えたか/何をそろえたか/何を測ったか」を先に書く
  • 手順単位・有効数字・グラフの軸を見直す。計算は式を残す
  • 手順生物・地学の用語は定義を一文で言えるかだけ確認して次へ
  • 手順毎日15分:学習中の単元の「受験で押さえる」を音読+書き
  • 手順毎日30〜50分:弱点単元の⑤⑥または⑦を1セット
  • 手順近い用語・近い年代・近い数値の取り違え
  • 手順問題文の一部だけ合っていて結論がずれる選択肢

⑤ 公式・用語

名称内容メモ
光合成二酸化炭素+水 → デンプンなど+酸素(光・葉緑体)
道管・師管道管=水、師管=養分

用語

用語意味
葉緑体光合成を行う緑色の粒。
気孔葉の表皮にある穴。気体の出入りと蒸散の出口。
蒸散植物が気孔などから水蒸気を出すこと。

⑥ 手順

植物のはたらきの読み方

  1. 図や実験で変えた条件(光など)を一つ確認する
  2. 光合成・呼吸・蒸散のどれを聞かれているかを分ける
  3. 管の問題は「水か養分か」で道管・師管を決める
  4. 顕微鏡は手順の目的(薄く・広げて)をセットで書く

⑦ 例題

途中の考え方を追うための例です。演習は問題編で行います。

例題 1基本

光合成で取り入れる気体は何か。

考え方

葉の気孔から入り、葉緑体で使われます。 まず問題文から与えられた量・単位・向きを取り出し、図のどの部分に対応するかを確認します。次に式または規則に数値や条件を順に当てはめ、計算や判定の途中を省かずに進めます。最後に単位、向き、桁、問いへの答え方が合うかを検算し、根拠と結論を結びます。

答え:二酸化炭素

例題 2標準

根が吸った水を葉へ運ぶ管は何か。

考え方

水は道管、養分は師管です。 まず問題文から与えられた量・単位・向きを取り出し、図のどの部分に対応するかを確認します。次に式または規則に数値や条件を順に当てはめ、計算や判定の途中を省かずに進めます。最後に単位、向き、桁、問いへの答え方が合うかを検算し、根拠と結論を結びます。

答え:道管

例題 3入試

葉に透明な袋をかけたところ内側に水滴がついた。何の証拠か。

考え方

水蒸気が出て袋の内側で冷えて水滴になったと考えます。 まず問題文から与えられた量・単位・向きを取り出し、図のどの部分に対応するかを確認します。次に式または規則に数値や条件を順に当てはめ、計算や判定の途中を省かずに進めます。最後に単位、向き、桁、問いへの答え方が合うかを検算し、根拠と結論を結びます。

答え:気孔などからの蒸散

⑧ 入試での使われ方

  • 用語は定義と具体例で覚える
  • 対照実験は変える条件を一つにする
  • 植物も呼吸することを忘れない
  • 道管=水、師管=養分で固定する
  • ⑤基本:005net基本問題 ⑥標準:005net標準 ⑦応用:JS88型の実験連鎖+本アプリ
  • 理科の学習(005net)で基本→標準を章ごとに
  • JS88理科過去問で四分野の配分と実験連鎖を確認

⑨ よくある誤り

  • 道管と師管を入れ替える
  • 植物は呼吸しないと答える
  • 光合成と呼吸の気体を逆にする

⑩ 確認

次ができたら問題編へ進んでください。

  • 用語は定義と具体例で覚える
  • 光合成の材料と生成物を言える
  • 道管と師管を区別できる
  • 蒸散を気孔と結び付けて説明できる

⑪ 問題編へ

「植物のからだとはたらき」の内容を押さえたら、問題編で手を動かして定着させましょう。

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解いたあとは解説編で手順を確認してください。

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