国語 第4章
文法(対象文つき)
解説編
【既習/完成/最低25問】品詞・文の成分。
図解で確認(メイン)
まず図を確認し、下の解説で各問の手順と根拠をたどってください。図が3枚あります。

どの体言を飾るか。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

活用の有無→後続語。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

主述・修飾の関係を意識する。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。
答え合わせで確認:語呂・必暗・手順
正解/不正解のあと、知識不足なら下の対応表・必暗をその場で再生する。手順ミスなら戦い方を見直す。
覚え方助動詞は接続から入る
意味暗記だけで決めない。左の助動詞について、右で「接続→意味→現代語」の対応を声に出す。
必暗基本古語
左の古語を右の現代語に直す。直せてから品詞を確認する。
戦い方国語の戦い方
漢字・語句を先に片付け、読解は設問の問い方を先に確定する。
- 手順漢字・語句を先に片付け、失点を止める
- 手順読解は設問の問い方(なぜ/どういうこと)を先に確定してから本文へ
- 手順記述は字数と「誰の/何について」を先に枠取りし、本文の語句で埋める
- 手順見直しは漢字の同音異義と、記述の条件漏れだけに絞る
- 手順毎日15分:学習中の単元の「受験で押さえる」を音読+書き
- 手順毎日30〜50分:弱点単元の⑤⑥または⑦を1セット
- 手順近い用語・近い年代・近い数値の取り違え
- 手順問題文の一部だけ合っていて結論がずれる選択肢
図で確認

どの体言を飾るか。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

活用の有無→後続語。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

主述・修飾の関係を意識する。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。
① 導入
文法は対象文に印を付け、品詞・成分・活用を手順どおりに切り分けます。印象ではなく、修飾関係と活用の試しで決めます。
② 基本概念
品詞分解、主語・述語、修飾関係、活用の種類が中心です。対象文ア〜エを先に読み、傍線部だけを見ないでください。
③ 図の確認
対象文がある問では、先に文全体の骨格(誰が・何を・どうする)を取ってから細部へ進みます。
④ 例題 解説
例1
「「静かな」の品詞はどれか。」では、対象文ア「静かな図書館で、生徒が熱心に問題を解いている。」の「静かな」に印を付けます。
「静かだ」は語幹「静か」に活用語尾が付き、連体形が「静かな」です。連体詞は活用しないので外れます。動詞・助詞・接続詞でもありません。
「静かな」を連体詞と即断せず、活用の有無で形容動詞かを確かめます。
答え:連体詞ではなく形容動詞の連体形(静かだ)
例2
「文アの主語に当たる語。」では、「〜が/は」と述語の対応を取ります。
「生徒が…解いている」なので主体は「生徒が」です。「図書館で」は場所、「問題を」は対象で、主語ではありません。
場所語や対象語を主語にしないよう、「が/は」付きの主体を探します。
答え:生徒が
例3
「「熱心に」が修飾する語を答え、成分名を書け。」では、「熱心に」の直後の用言を探します。
「熱心に…解いている」なので修飾先は「解いている」です。用言を修飾する成分は連用修飾語です。
修飾先は直後の用言です。名詞「問題」を修飾すると成分名がずれます。
答え:解いている(用言)を修飾する連用修飾語。
⑤ 基本問題 解説
4
「「で」の働きとして近いものはどれか。」では、文ア「図書館で」の「で」を見ます。
「場所+で+動作」なので場所の格助詞です。感動の終助詞、並列の接続詞、比況の助動詞ではありません。
同じ「で」でも手段・材料の用法と取り違えず、この文では場所かを見ます。
答え:場所を示す格助詞
5
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 五段 です。
「解いている」の本動詞は辞書形「解く」です。未然形「解か(ない)」・連用形「解き(ます)」のように語幹のあとの母音が変わるので五段です。
一段なら「解けない/解けます」のように語幹が一定になります。「解いて」は五段のイ音便(促音便)です。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 五段 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 五段 を確定します。
答え:五段
6
「「ても」の働きに近いものはどれか。」では、文イ「雨が降っても試合に出る」を見ます。
「降る」という条件があっても「出る」が成り立つので逆接です。並列・引用・禁止だけではありません。
「ても」を単なる並列と読まず、逆接になるか前後の真偽で確かめます。
答え:逆接の接続(〜ても)
7
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 試合に出る です。
「引用されている内容の末尾。」では、「〜と言った」の「と」の前までが引用内容です。
「試合に出る」までが引用で、末尾は「試合に出る」です。「言った」は引用の外側です。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 試合に出る にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 試合に出る を確定します。
答え:試合に出る
8
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 引用の格助詞 です。
「「と言った」の「と」の働きを説明。」では、「と」の直前が発言内容かを見ます。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 引用の格助詞 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 引用の格助詞 を確定します。
答え:引用の格助詞
9
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 彼は です。
「文イの大主語はどれか。」では、文全体の「誰が言ったか」を取ります。
「彼は…と言った」なので大主語は「彼は」です。「雨が」は従属節の主語にすぎません。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 彼は にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 彼は を確定します。
答え:彼は
10
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 降る です。
「降って」のテ形を辞書形へ戻します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 降る にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 降る を確定します。
答え:降る
11
「「欲しがる」の品詞・性格に近いものはどれか。」では、文ウ「欲しがっていた」を見ます。
「欲しがる」は願望を動作として表す動詞です。形容詞「欲しい」そのものではありません。
「欲しがる」を形容詞扱いせず、動詞としての振る舞いを確認します。
答え:動詞(願望の様子化)
12
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 私 です。
「「くれた」の受益者(誰のため)。」では、授受動詞「くれる」の視点を確認します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 私 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 私 を確定します。
答え:私
13
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 本 です。
「私の欲しがっていた」が修飾する語を探します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 本 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 本 を確定します。
答え:本
14
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 姉が です。
「「が」が主語を示す箇所はどれか。」では、述語「買ってくれた」の主体を探します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 姉が にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 姉が を確定します。
答え:姉が
15
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 恩恵 です。
「「買ってくれた」全体が表す意味を一言で。」では、授受表現の機能を一言にまとめます。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 恩恵 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 恩恵 を確定します。
答え:恩恵
16
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 仮定条件 です。
「「ば」の用法に近いものはどれか。」では、文エ「もし時間があれば」を見ます。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 仮定条件 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 仮定条件 を確定します。
答え:仮定条件
17
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 未然形+推量・勧誘の助動詞う です。
「「行こう」の活用形の名称。」では、「行く」+「う」の接続を分解します。
未然形「行こ」に助動詞「う」が付いた形で、推量・勧誘を表します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 未然形+推量・勧誘の助動詞う にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 未然形+推量・勧誘の助動詞う を確定します。
答え:未然形+推量・勧誘の助動詞う
18
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は もし時間があれば/一緒に行こう です。
従属節と主節を「ば」の前後で分けます。
従属節が「もし時間があれば」、主節が「一緒に行こう。」です。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で もし時間があれば/一緒に行こう にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え もし時間があれば/一緒に行こう を確定します。
答え:もし時間があれば/一緒に行こう
⑦ 応用・入試形式 解説
19
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は a(副詞) です。
「一緒に」の品詞は、何を修飾するかで決めます。
「一緒に行こう」で用言「行こう」を修飾するので副詞です。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で a(副詞) にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え a(副詞) を確定します。
答え:a(副詞)
20
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は ある です。
「「あれば」の基本形。」では、仮定形を辞書形へ戻します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で ある にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え ある を確定します。
答え:ある
21
対象文アの「熱心に解いている」では、「熱心に」が動詞「解いている」の直前にあります。
様子を表して動詞にかかるので連用修飾です。名詞にかかる連体修飾と取り違えないでください。
答え:「熱心に」は動詞「解いている」の前に置き、動作の様子を修飾する連用修飾だから。
22
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は a(宾语(対象)) です。
文アの「問題を」の成分は、「を」の前の語と述語の関係で決めます。
「問題を解いている」なので、動作の対象=宾语です。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で a(宾语(対象)) にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え a(宾语(対象)) を確定します。
答え:a(宾语(対象))
23
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 静かな です。
連体修飾語は体言にかかる修飾語です。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 静かな にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 静かな を確定します。
答え:静かな
26
「『静かな』が『図書館』にかかると判断できる理由を、語のつながりを示して40字で述べなさい。」では、連体修飾の形を見ます。
「静かな」の直後に名詞「図書館」があり、その名詞を詳しくしているので連体修飾です。
直後の名詞にかかるかどうかを本文で確かめ、印象で品詞を決めないでください。
答え:「静かな」の直後に名詞「図書館」があり、その名詞を修飾しているから。
27
「『雨が降っても』が逆接条件だと分かる理由を、後半との関係から40字で説明しなさい。」では、「ても」の前後を比べます。
雨が降るという不利な条件があっても、「試合に出る」という内容が成り立っているので逆接条件です。
条件節だけで終わらず、後半の主節まで見て逆接かどうかを判断します。
答え:雨が降る不利な条件があっても、「試合に出る」が成り立っているから。
28
「『くれた』が話し手への恩恵を表す理由を、主語と受け手を示して40字で説明しなさい。」では、授受表現の向きを見ます。
主語は「姉」で、受け手は「私」です。話し手側が利益を受ける形なので恩恵を表します。
「あげる」「もらう」と混同せず、だれがだれに利益を与えるかで読み分けます。
答え:主語は姉で、受け手が話し手の私なので、私への恩恵を表すから。
29
「『もし時間があれば』が従属節だと分かる理由を、後ろの主節との関係から40字で説明しなさい。」では、条件と結論の関係を見ます。
「もし時間があれば」は後ろの「一緒に行こう」が成り立つ条件を示し、その主節に従っています。
前半だけを独立した文にせず、主節を支える条件節として捉えてください。
答え:「一緒に行こう」を成り立たせる条件を先に示し、後ろの主節に従っているから。
30
「『解いている』の『いる』が補助動詞だと分かる理由を、進行の意味に触れて40字で述べなさい。」では、本動詞との役割分担を見ます。
本動詞は「解く」で、「いる」はその動作が今続いている進行の意味を足しています。
単独で主要な動作を表すのではなく、前の動詞に意味を添える点が補助動詞です。
答え:「解いて」に付いて、動作が今続いている進行の意味を加えているから。
⑧ 確認テスト 解説
24
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は いる です。
「「解いている」のアスペクト(進行)を作る補助動詞は何か。」では、本動詞と補助動詞を分けます。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で いる にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え いる を確定します。
答え:いる
25
古典は主語と助動詞の意味を現代語に直す。この問の結論は 副詞 です。
「文エの「もし」の品詞。」では、「もし」が仮定の条件節を導くかを見ます。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 副詞 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 副詞 を確定します。
答え:副詞
⑨ 完全解説
間違えた問題は、どの本文・条件・選択肢比較で止まったかを確かめてから、もう一度解いてください。