解説編

セクション名をタップ=完了/解き直し。「もう一度解く」で白紙再挑戦。

国語 第3章

古文・和歌

解説編

【既習/完成/最低25問】古文・和歌の読解。

解説編 — 途中式を省略せず確認。わかったら問題編で白紙再挑戦して定着。

図解で確認(メイン)

まず図を確認し、下の解説で各問の手順と根拠をたどってください。図が4枚あります。

古文読解の手順

主語→意味→現代語訳。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

助動詞のヒント

接続と意味で読む。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

敬語の方向

誰が誰を立てているか。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

係り結び

結びの活用に注意。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

答え合わせで確認:語呂・必暗・手順

正解/不正解のあと、知識不足なら下の対応表・必暗をその場で再生する。手順ミスなら戦い方を見直す。

覚え方助動詞は接続から入る

意味暗記だけで決めない。左の助動詞について、右で「接続→意味→現代語」の対応を声に出す。

覚えの手がかり対応する答え
接続:未然形 → 意味:打消 → 現代語:〜ない
接続:連用形 → 意味:過去 → 現代語:〜た
けり接続:連用形 → 意味:過去・詠嘆 → 現代語:〜た/〜だなあ
接続:未然形 → 意味:推量・意志 → 現代語:〜だろう/〜よう
接続:未然形 → 意味:打消推量 → 現代語:〜ないだろう
らむ接続:終止形 → 意味:現在推量 → 現代語:今ごろ〜だろう
けむ接続:連用形 → 意味:過去推量 → 現代語:〜ただろう
まし接続:未然形 → 意味:反実仮想 → 現代語:〜だったろうに
べし接続:終止形 → 意味:当然・可能・意志 → 現代語:〜べきだ/〜できる
まじ接続:終止形 → 意味:打消当然 → 現代語:〜ないはずだ
たり接続:連用形 → 意味:完了・存続 → 現代語:〜た/〜ている
接続:サ変已然・四段已然 → 意味:完了・存続 → 現代語:〜た/〜ている
接続:連用形 → 意味:完了 → 現代語:〜てしまう
接続:連用形 → 意味:完了 → 現代語:〜てしまう
る・らる接続:未然形 → 意味:受身・自発・可能・尊敬 → 現代語:〜れる/〜られる

必暗基本古語

左の古語を右の現代語に直す。直せてから品詞を確認する。

覚えの手がかり対応する答え
はかなし頼りない
ひとつ格別
まうでく参上する
みやび優雅
めづ賞美する
ものさびしなんとなく寂しい
やうやうだんだん
ゆかし知りたい
ゆゆし不吉だ/すばらしい
よろしまあ良い
われ
をかし趣がある

戦い方国語の戦い方

漢字・語句を先に片付け、読解は設問の問い方を先に確定する。

  • 手順漢字・語句を先に片付け、失点を止める
  • 手順読解は設問の問い方(なぜ/どういうこと)を先に確定してから本文へ
  • 手順記述は字数と「誰の/何について」を先に枠取りし、本文の語句で埋める
  • 手順見直しは漢字の同音異義と、記述の条件漏れだけに絞る
  • 手順毎日15分:学習中の単元の「受験で押さえる」を音読+書き
  • 手順毎日30〜50分:弱点単元の⑤⑥または⑦を1セット
  • 手順近い用語・近い年代・近い数値の取り違え
  • 手順問題文の一部だけ合っていて結論がずれる選択肢

図で確認

古文読解の手順

主語→意味→現代語訳。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

助動詞のヒント

接続と意味で読む。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

敬語の方向

誰が誰を立てているか。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

係り結び

結びの活用に注意。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

① 導入

古文・和歌は既習古語に印を付け、主語を補ってから現代語訳します。現代語の語感だけで意味を決めません。

② 基本概念

基本古語、助動詞、和歌の情景、主語補いが中心です。古文1・古文2・和歌を区別して根拠を示します。

③ 図の確認

訳せと出たら、単語を並べるだけでなく主語・述語の通る文に整えます。

④ 例題 解説

例1

「「をかし」の意味に近いものはどれか。」では、古文1「いとをかしき桜」へ戻ります。

古典の「をかし」は趣がある・すばらしいです。「おかしくて笑えるのみ」は現代語の偏りです。

現代語の「おかしい」に引っ張られないよう、桜の文脈で古典義を固定します。

答え:趣がある・すばらしい

例2

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 手紙を送る です。

「文を遣はす」は、「文」=手紙、「遣はす」=送る、と置き換えます。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 手紙を送る にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 手紙を送る を確定します。

答え:手紙を送る

例3

「古文1を現代語訳せよ。」では、主語を補い、既習語を順に訳します。

いと=とても、をかし=趣深い、文を遣はす=手紙を送る、で一文に整えます。

主語を補い、「見て」「遣はす」の順が通る文に整えます。

答え:とても趣深い桜の花が咲いているのを見て、人のもとへ手紙を送る。

⑤ 基本問題 解説

4

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は (待って)いる です。

「「いゐたる」に近い意味はどれか。」では、古文2「友を待ちゐたるに」を見ます。

「ゐたる」はいる意で、待っている、が近いです。命令や走るではありません。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で (待って)いる にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え (待って)いる を確定します。

答え:(待って)いる

5

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 夜がすっかり更けてしまった です。

「「更けにけり」の大意。」では、「けり」の過去・詠嘆と「更く」を合わせます。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 夜がすっかり更けてしまった にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 夜がすっかり更けてしまった を確定します。

答え:夜がすっかり更けてしまった

6

「待ち人が来ない心情を本文根拠で40字。」では、「いたく更けにけり」を根拠にします。

夜が更けた事実から、待ちぼうけの寂しさを述べます。根拠語を落とさないでください。

心情だけを書いて「更けにけり」の根拠を落とす答えを避けます。

答え:夜が更けたとあるので、待ちぼうけの寂しさが漂う。

7

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 春 です。

「この和歌の季節はどれか。」では、和歌の初句へ戻ります。

「春の夜の」とあるので季節は春です。夏・秋・冬のみとする選択肢は初句に反します。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 春 にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 春 を確定します。

答え:

8

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 途切れて です。

「とだえして」のコアは途切れる、です。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 途切れて にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 途切れて を確定します。

答え:途切れて

9

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 覚めゆく夢と、嶺で分かれる雲を重ねて余韻を出す です。

「夢と横雲の対応を40字で説明。」では、和歌の二つのイメージを重ねます。

覚めゆく夢と嶺で分かれる雲を対応させ、余韻を出す、と説明します。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 覚めゆく夢と、嶺で分かれる雲を重ねて余韻を出す にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 覚めゆく夢と、嶺で分かれる雲を重ねて余韻を出す を確定します。

答え:覚めゆく夢と、嶺で分かれる雲を重ねて余韻を出す

10

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 文脈で分かる相手・主体が多い です。

「古文で主語が省略されやすい理由に近いものはどれか。」では、古文の伝達前提を考えます。

文脈で相手・主体が分かる場合が多いからです。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 文脈で分かる相手・主体が多い にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 文脈で分かる相手・主体が多い を確定します。

答え:文脈で分かる相手・主体が多い

11

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 過去 です。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 過去 にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 過去 を確定します。

答え:過去

12

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 主語と時間・丁寧さ です。

「現代語訳で補いがちな要素を2つ。」では、省略されやすい要素を挙げます。

主語と、時間・丁寧さなどが補いやすい要素です。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 主語と時間・丁寧さ にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 主語と時間・丁寧さ を確定します。

答え:主語と時間・丁寧さ

⑥ 標準問題 解説

13

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は a(をかしは知的な趣、あはれはしみじみした感動に寄りやすい) です。

「をかし」と「あはれ」は語感で区別します。

をかしは知的なおもしろさ・趣、あはれはしみじみした感動に寄りやすい、が妥当です。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で a(をかしは知的な趣、あはれはしみじみした感動に寄りやすい) にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え a(をかしは知的な趣、あはれはしみじみした感動に寄りやすい) を確定します。

答え:a(をかしは知的な趣、あはれはしみじみした感動に寄りやすい)

14

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 〜である です。

「「なり」の断定用法の訳し方の一例。」では、断定の「なり」を現代語にします。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 〜である にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 〜である を確定します。

答え:〜である

15

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 一つの語に二つの意味を重ねる技法 です。

掛詞を縁語や枕詞と取り違えないよう、二義の重ねを明記します。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 一つの語に二つの意味を重ねる技法 にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 一つの語に二つの意味を重ねる技法 を確定します。

答え:一つの語に二つの意味を重ねる技法

16

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は とても です。

「古文1の「いと」の意味はどれか。」では、「いとをかしき」の「いと」を見ます。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で とても にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え とても を確定します。

答え:とても

17

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は ところへ です。

「「もとへ」の意味。」では、「人のもとへ」を現代語にします。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で ところへ にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え ところへ を確定します。

答え:ところへ

18

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 主語・誰の行為かを補い、既習古語に印を付ける です。

辞書を引く前に、主語補いと既習語の印付けを先にします。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 主語・誰の行為かを補い、既習古語に印を付ける にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 主語・誰の行為かを補い、既習古語に印を付ける を確定します。

答え:主語・誰の行為かを補い、既習古語に印を付ける

⑦ 応用・入試形式 解説

19

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 〜していると(接続) です。

「「待ちゐたるに」の「に」の働きに近いものはどれか。」では、接続の「に」かを見ます。

「〜していると」と続く接続の働きに近いです。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 〜していると(接続) にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 〜していると(接続) を確定します。

答え:〜していると(接続)

20

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 嶺にわかるる横雲 です。

「定家の和歌で「わかるる」対象。」では、「わかるる」がかかる体言を探します。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 嶺にわかるる横雲 にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 嶺にわかるる横雲 を確定します。

答え:嶺にわかるる横雲

21

古文2の「待ちゐたるに」「いたく更けにけり」を根拠に状況をまとめます。

雨の夜に友を待つうち、夜がひどく更けた、という流れです。

答え:雨の夜に友を待っているうちに、夜がひどく更けてしまった状況である。

22

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は ひどく・たいそう です。

「古文2の「いたく」の意味はどれか。」では、「いたく更けにけり」を見ます。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で ひどく・たいそう にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え ひどく・たいそう を確定します。

答え:ひどく・たいそう

23

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 花を見た人 です。

「「遣はす」の主体として自然なのは。」では、古文1の行為主体を補います。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 花を見た人 にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 花を見た人 を確定します。

答え:花を見た人

24

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は はかないつながりのイメージ です。

「和歌の「浮橋」が暗示しやすいものはどれか。」では、浮橋のイメージを考えます。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で はかないつながりのイメージ にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え はかないつながりのイメージ を確定します。

答え:はかないつながりのイメージ

25

文法は品詞と文の働きを対応させる。この問の結論は 心情の根拠が視覚化され、訳と解釈がぶれにくくなる です。

根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 心情の根拠が視覚化され、訳と解釈がぶれにくくなる にまとめます。

最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 心情の根拠が視覚化され、訳と解釈がぶれにくくなる を確定します。

答え:心情の根拠が視覚化され、訳と解釈がぶれにくくなる

26

「古文2で待ち人が来ないと読める根拠を、本文の語句を用いて40字で述べなさい。」では、「いたく更けにけり」を根拠にします。

夜がひどく更けたのに待っているので、長く待っても相手が来ない状況だと読めます。

心情だけを書いて終わらせず、本文の語句を入れて根拠から結論へつなぎます。

答え:「いたく更けにけり」とあるので、長く待っても来ないと読める。

27

古文1は主語が省略されています。「見て」「遣はす」の主体を補い、桜を見て手紙を送る、と訳します。

答え:(私は)とても趣深い桜が咲いているのを見て、人のもとへ手紙を送る。

28

情景語は景色描写だけでなく、心情の根拠になります。

景色と心情を対応させて読む必要がある、と答えます。

答え:情景語が心情の根拠になるので、景色だけ読んで終わらせず心情と対応させる必要がある。

⑨ 完全解説

間違えた問題は、どの本文・条件・選択肢比較で止まったかを確かめてから、もう一度解いてください。

夏休み完成講座 — 関西大学北陽高校 文理コース受験サポート

目次