問題編

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国語 第1章

説明文読解

問題編

【既習/完成/最低25問】要旨・指示語・構成。

問題編 — 手を動かして記録を残す。まだ不安なら先に要点編で復習。

解く前に:この章の覚え方・戦い方

別冊を開かなくてよい。ここで対応表を指差し確認してから問題に入る。解けたあとも誤答はこの一覧に戻す。

必暗この章で回す漢字(読み)

左の字を見て右の読みを言う。一字ずつでなく、熟語の意味が通るかも点検する。

覚えの手がかり対応する答え
飲料いんりょう
運営うんえい
永久えいきゅう
旺盛おうせい
温和おんわ
価格かかく
加減かげん
過酷かこく
火山かざん
過剰かじょう
課題かだい
活躍かつやく
仮定かてい
可能かのう
我慢がまん

必暗この章で回す漢字(書き)

左の読みから右の漢字へ。音だけで当てず、意味もセットで言う。

覚えの手がかり対応する答え
いんりょう飲料(飲み物)
うんえい運営(組織を動かす)
えいきゅう永久(いつまでも)
おうせい旺盛(勢いが強い)
かかく価格(値段)
かこく過酷(ひどくきつい)
かじょう過剰(多すぎる)
かつやく活躍(目立つ働き)
かのう可能(できる)
きこう気候(天気の傾向)
きじゅん基準(ものさし)
ぎむ義務(しなければならないこと)
きょうきゅう供給(提供すること)
きょうそう競争(競い合う)
きんし禁止(してはいけない)

覚え方同音異義の切り方

同じ読みでも漢字が違う。左の読みに対し、右で「どの漢字=どの意味か」を対比して決める。

覚えの手がかり対応する答え
こうかい公開=広く示す / 後悔=悔やむ
しゅうしゅう収拾=混乱をまとめる / 収集=物を集める
ほしょう保証=確かだと請け合う / 保障=権利などを守る
ほしょう補償=損害をうめる / 保証=確かだと請け合う
きこう気候=天気の傾向 / 機構=しくみ
かいてい改定=内容を改める / 改訂=書物を直す
せいこう成功=うまくいく / 精巧=精密で巧み
かいごう会合=集まり / 回号=号数

戦い方国語の戦い方

漢字・語句を先に片付け、読解は設問の問い方を先に確定する。

  • 手順漢字・語句を先に片付け、失点を止める
  • 手順読解は設問の問い方(なぜ/どういうこと)を先に確定してから本文へ
  • 手順記述は字数と「誰の/何について」を先に枠取りし、本文の語句で埋める
  • 手順見直しは漢字の同音異義と、記述の条件漏れだけに絞る
  • 手順毎日15分:学習中の単元の「受験で押さえる」を音読+書き
  • 手順毎日30〜50分:弱点単元の⑤⑥または⑦を1セット
  • 手順近い用語・近い年代・近い数値の取り違え
  • 手順問題文の一部だけ合っていて結論がずれる選択肢

① 導入

オリジナル説明文2本以上で要旨・指示語・構成を鍛えます。

学習のヒント

傍線部と設問末尾を確認し、本文の該当箇所に印を付けてから選びましょう。

② 基本概念

  • 要旨
  • 指示語
  • 段落役割
  • 根拠引用

③ 図解

説明文の構成

序論・本論・結論。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

主張・事実・具体例

どれが筆者の主張か。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

因果・逆接・対比

接続の印で論理を追う。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

④ 例題

文章1:まちの「静けさ」

近年、都市部では「静けさ」そのものが価値になり始めている。騒音は睡眠や集中を削り、健康にも影響する。一方で、完全な無音はかえって不安を呼ぶこともある。望ましいのは、生活音が適度に残りつつ、突発的な轟音が少ない環境だ。自治体の中には、夜間の工事時間を制限し、緑地を緩衝帯として置く例が増えている。また、路面の補修や防音壁の設置のように、目に見えにくい投資が静けさを支えることもある。静けさは「何もないこと」ではなく、「整えられた音の環境」なのである。つまり、音をゼロにするのではなく、人の生活リズムに合った音の質を設計する発想が求められている。

例1

文章1の中心的な主張に最も近いものはどれか。

例2

騒音が削るものの例を本文から一つ。

例3

「一方で」以降が果たす役割はどれか。

⑤ 基本問題

4

「静けさは何もないことではない」の意味を40字で。

生活音|轟音

模範:

5

自治体の具体策を一つ。

文章2:図書館の「居場所」機能

図書館は本を貸す場所だけではない。受験生にとっては長時間机に向かえる場所であり、子育て世代にとっては絵本を介した交流の場でもある。デジタル資料の充実で来館理由が減るのでは、という懸念もある。しかし現場では、静かに学べる空間への需要がむしろ高まっている。大切なのは、貸出冊数だけで価値を測らない視点である。誰が、どのように過ごしているかを観察すると、図書館の役割は立体的に見えてくる。さらに、予約システムの効率化が進むほど、「本を借りるためだけに来る」時間は短くなり、館内で過ごす時間の質が問われるようになる。数値に表れにくい居場所機能を、政策や予算の議論でも意識する必要がある。

6

文章2が批判的に触れている評価指標はどれか。

7

受験生にとっての図書館の役割。

8

デジタル化への懸念に対する本文の立場はどれか。

9

「役割は立体的に見えてくる」とはどういうことか40字で。

利用者|数字

模範:

10

子育て世代の利用例。

11

二文に共通する読解のポイントはどれか。

12

指示語「それ」が指す内容を探す手順を40字で。

直前|代入

模範:

⑥ 標準問題

13

文章1で緩衝帯として挙げられているものはどれか。

14

文章2の懸念の内容を一言で。

15

説明文の段落を「問題→具体→主張」に分ける利点を40字で。

結論|根拠

模範:

16

文章1の「望ましい」環境の説明として近いものはどれか。

17

文章2で「現場では」とある観察結果。

18

両文章から「数値だけでは測れない価値」の例を一つまとめよ。

居場所|静けさ

模範:

⑦ 応用・入試形式

文章1・2を踏まえ、(1)〜(8)に答えなさい。推論では本文に書かれていない断定を避け、根拠となる表現に戻ること。

19

(1) 文章2の接続「しかし」の働きはどれか。

20

(2) 文章1が健康に結びつけて論じている要因。

21

(3) 文章1の「整えられた音の環境」と、文章2の「居場所機能」に共通する考え方に最も近いものはどれか。

22

(4) 両文の題材に共通する都市生活のテーマはどれか。

23

(5) 文章2終盤の「館内で過ごす時間の質」から推論できる筆者の懸念に近いものはどれか。

24

(6) 文章1の「音をゼロにするのではなく」という一文が否定している考えを、本文の言葉で答えなさい。

25

(7) 文章1・2を踏まえ、「数値だけでは測れない公共空間の価値」について60字以内で述べなさい(両文の具体に触れること)。

静けさ|居場所|60字

模範:

28

(8) 文章2の「しかし」の前後で対比されている内容を、懸念と現場の実態の両方に触れて40字以内で述べなさい。

デジタル|需要|しかし

模範:

⑧ 確認テスト

制限時間の目安: 20〜25分。

26

文章2で「誰が、どのように過ごしているか」を見る目的はどれか。

27

二文を一文で横断要約せよ(60字以内)。

公共|質

模範:

⑨ 完全解説

解答・解説は解説編を参照してください。

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