国語 第1章
説明文読解
解説編
【既習/完成/最低25問】要旨・指示語・構成。
図解で確認(メイン)
まず図を確認し、下の解説で各問の手順と根拠をたどってください。図が3枚あります。

序論・本論・結論。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

どれが筆者の主張か。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

接続の印で論理を追う。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。
答え合わせで確認:語呂・必暗・手順
正解/不正解のあと、知識不足なら下の対応表・必暗をその場で再生する。手順ミスなら戦い方を見直す。
必暗この章で回す漢字(読み)
左の字を見て右の読みを言う。一字ずつでなく、熟語の意味が通るかも点検する。
必暗この章で回す漢字(書き)
左の読みから右の漢字へ。音だけで当てず、意味もセットで言う。
覚え方同音異義の切り方
同じ読みでも漢字が違う。左の読みに対し、右で「どの漢字=どの意味か」を対比して決める。
戦い方国語の戦い方
漢字・語句を先に片付け、読解は設問の問い方を先に確定する。
- 手順漢字・語句を先に片付け、失点を止める
- 手順読解は設問の問い方(なぜ/どういうこと)を先に確定してから本文へ
- 手順記述は字数と「誰の/何について」を先に枠取りし、本文の語句で埋める
- 手順見直しは漢字の同音異義と、記述の条件漏れだけに絞る
- 手順毎日15分:学習中の単元の「受験で押さえる」を音読+書き
- 手順毎日30〜50分:弱点単元の⑤⑥または⑦を1セット
- 手順近い用語・近い年代・近い数値の取り違え
- 手順問題文の一部だけ合っていて結論がずれる選択肢
図で確認

序論・本論・結論。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

どれが筆者の主張か。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。

接続の印で論理を追う。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。
① 導入
説明文は主張・具体例・注意(逆接)の対応を線で結び、設問の語句を本文へ戻してから選びます。
② 基本概念
要旨、指示語、段落役割、根拠引用が中心です。文章1(静けさ)と文章2(図書館)を区別して根拠箇所を示します。
③ 図の確認
傍線や設問語がある問では、先に本文該当文に印を付けてから選択肢へ進みます。
④ 例題 解説
例1
「文章1の中心的な主張に最も近いものはどれか。」では、末尾の結論文へ戻ります。「静けさは…整えられた音の環境なのである」が中心です。
「都市は無音であるべきだ」「工事は昼夜問わず」「緑地は不要」は本文に反します。残るのは「整えられた音環境としての静けさに価値がある」です。
答え:整えられた音環境としての静けさに価値がある
例2
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 睡眠 です。
「騒音が削るものの例を本文から一つ。」では、「騒音は睡眠や集中を削り」の文を探します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 睡眠 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 睡眠 を確定します。
答え:睡眠
例3
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は a(完全な無音への注意を加える) です。
「一方で」以降の役割は、接続語のあとで主張がどう補正されるかを見ます。
「完全な無音はかえって不安」と注意を加える働きです。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で a(完全な無音への注意を加える) にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え a(完全な無音への注意を加える) を確定します。
答え:a(完全な無音への注意を加える)
⑤ 基本問題 解説
4
「静けさは何もないことではない」の意味を40字でまとめる問です。直後の言い換え「整えられた音の環境」へ戻ります。
生活音は残り、突発的な轟音は少ない、という望ましい状態に合わせて要約します。
「完全な無音」へ言い換えると本文の注意(無音は不安)と矛盾します。
答え:生活音は残りつつ有害な轟音を抑えた状態だという意味。
5
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 夜間工事の制限 です。
「自治体の具体策を一つ。」では、「夜間の工事時間を制限し、緑地を緩衝帯として置く」を探します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 夜間工事の制限 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 夜間工事の制限 を確定します。
答え:夜間工事の制限
6
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は a(貸出冊数だけで価値を測ること) です。
文章2が批判的に触れている評価指標は、「貸出冊数だけで価値を測らない」へ戻ります。
批判対象は貸出冊数だけの評価です。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で a(貸出冊数だけで価値を測ること) にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え a(貸出冊数だけで価値を測ること) を確定します。
答え:a(貸出冊数だけで価値を測ること)
7
「受験生にとっての図書館の役割。」では、「受験生にとっては長時間机に向かえる場所」を抜き出します。
設問の主語が受験生なので、子育て世代の交流例と取り違えません。
受験生の役割と子育て世代の役割を入れ替えないよう主語を確認します。
答え:長時間机に向かえる場所
8
「デジタル化への懸念に対する本文の立場」は、「しかし現場では…需要がむしろ高まっている」の転換後を根拠にします。
「来館は必ず減る」「図書館は不要」は懸念側の予想で、本文の最終的な立場ではありません。
接続語のあとが筆者の押し出しなので、懸念の文だけで決めないでください。
答え:a(静かな学習空間の需要はむしろ高い)
9
「役割は立体的に見えてくる」は、直前の「誰が、どのように過ごしているか」を見る観察と結びつきます。
利用者層ごとの使い方が見え、単一の数字では測れない、とまとめます。
貸出冊数の増減そのものを意味するわけではありません。
答え:利用者層ごとの使い方が分かり、単一の数字では測れないと気づくこと。
10
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 絵本を介した交流 です。
「子育て世代の利用例。」では、「子育て世代にとっては絵本を介した交流の場」を探します。
受験生の机の例と入れ替えないよう、主語を確認してから抜き出します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 絵本を介した交流 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 絵本を介した交流 を確定します。
答え:絵本を介した交流
11
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は a(主張と具体例・注意の対応を追う) です。
二文に共通する読解のポイントは、両文の型を比べて決めます。
どちらも主張に具体例を添え、逆接で注意を加える構成です。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で a(主張と具体例・注意の対応を追う) にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え a(主張と具体例・注意の対応を追う) を確定します。
答え:a(主張と具体例・注意の対応を追う)
12
「指示語「それ」が指す内容を探す手順を40字で。」では、手順そのものを答えます。
直前の名詞・内容を候補にし、代入して文意が通るかを確かめる、が手順です。
指示語の手順は「候補→代入」です。感覚だけで決めません。
答え:直前の名詞・内容を候補にし、文意が通るか代入して確かめる。
⑥ 標準問題 解説
13
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 緑地 です。
「文章1で緩衝帯として挙げられているものはどれか。」では、「緑地を緩衝帯として置く」へ戻ります。
高速道路・工場・広告塔は本文にありません。緩衝帯という設問語と「緑地を」の結びを確認してから選びます。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 緑地 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 緑地 を確定します。
答え:緑地
14
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は デジタル化で来館理由が減る です。
「文章2の懸念の内容を一言で。」では、「デジタル資料の充実で来館理由が減るのでは」を要約します。
現場の需要が高まる、という転換後の内容と取り違えません。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で デジタル化で来館理由が減る にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え デジタル化で来館理由が減る を確定します。
答え:デジタル化で来館理由が減る
15
「段落を問題→具体→主張に分ける利点を40字で。」では、読解手順の利点を答えます。
結論の位置が見え、設問の根拠へ速く戻れる、が要点です。
利点は結論位置の可視化です。段落分けそのものが目的ではありません。
答え:どこが結論かが見え、設問の根拠箇所へ速く戻れる。
16
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 生活音は残り突発的轟音は少ない です。
「文章1の「望ましい」環境の説明として近いものはどれか。」では、「生活音が適度に残りつつ、突発的な轟音が少ない」へ戻ります。
完全な無音や工事自由とは反対です。「望ましい」に続く定義文だけを根拠にします。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 生活音は残り突発的轟音は少ない にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 生活音は残り突発的轟音は少ない を確定します。
答え:生活音は残り突発的轟音は少ない
17
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 静かに学べる空間への需要が高まっている です。
「文章2で「現場では」とある観察結果。」では、「しかし現場では」以降を読みます。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 静かに学べる空間への需要が高まっている にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 静かに学べる空間への需要が高まっている を確定します。
答え:静かに学べる空間への需要が高まっている
18
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 静けさや居場所機能は貸出数や騒音ゼロでは表しきれない です。
「数値だけでは測れない価値」の例を両文章から一つまとめます。
静けさ(轟音抑制)と居場所機能(貸出数以外)を一文にまとめます。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 静けさや居場所機能は貸出数や騒音ゼロでは表しきれない にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 静けさや居場所機能は貸出数や騒音ゼロでは表しきれない を確定します。
答え:静けさや居場所機能は貸出数や騒音ゼロでは表しきれない
⑦ 応用・入試形式 解説
19
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は a(懸念に対して現場の実態で転換する) です。
文章2の「しかし」は、前後の内容を対比する接続です。
前がデジタル化の懸念、後が現場の需要増なので、実態で転換する働きです。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で a(懸念に対して現場の実態で転換する) にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え a(懸念に対して現場の実態で転換する) を確定します。
答え:a(懸念に対して現場の実態で転換する)
20
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 騒音 です。
「文章1が健康に結びつけて論じている要因。」では、「騒音は…健康にも影響する」へ戻ります。
要因は騒音です。緑地そのものが健康要因として主語になっているわけではありません。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 騒音 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 騒音 を確定します。
答え:騒音
21
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は b(単純な指標では測れない質を大切にする) です。
「整えられた音の環境」と「居場所機能」に共通する考え方を重ねます。
どちらも単純な指標では測れない質を大切にする、という点で一致します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で b(単純な指標では測れない質を大切にする) にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え b(単純な指標では測れない質を大切にする) を確定します。
答え:b(単純な指標では測れない質を大切にする)
22
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 公共空間の質 です。
「両文の題材に共通する都市生活のテーマはどれか。」では、題材の抽象度を一段上げます。
静けさも図書館も、公共空間の質というテーマにまとまります。個別の政策名に落とすと共通テーマから外れます。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 公共空間の質 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 公共空間の質 を確定します。
答え:公共空間の質
23
「館内で過ごす時間の質」から推論できる懸念は、効率化の記述の直後を読みます。
借りる時間は短くなっても空間の価値を見失ってはいけない、という推論が本文に近いです。
来館が必ず不要になる、という極端な結論にはしません。
答え:c(効率化で来館目的が変わっても、空間の価値を見失ってはいけない)
24
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 完全な無音 です。
「音をゼロにするのではなく」が否定している考えを本文の言葉で、では、対になる語を探します。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 完全な無音 にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 完全な無音 を確定します。
答え:完全な無音
25
数値だけでは測れない公共空間の価値を60字以内で書く問です。両文の具体に触れることが条件です。
静けさ(轟音抑制)と図書館の居場所を並べ、数値化しにくい質だと締めます。
一方の文章だけの具体例に偏らないようにします。
答え:静けさは轟音を抑えた音環境であり、図書館は貸出数では測れない居場所でもある。どちらも数値化しにくい質が重要だ。
28
「しかし」の前はデジタル化で来館理由が減る懸念、後は現場の静かな学習空間への需要増です。
接続の働きは、懸念を現場の実態で転換することです。片方だけの要約にしないでください。
答え:デジタル化で来館が減る懸念に対し、現場では静かな学習空間の需要が高まっていると転換する。
⑧ 確認テスト 解説
26
漢字は読み・意味・使い方をセットで確認する。この問の結論は 役割を立体的に捉えるため です。
「「誰が、どのように過ごしているか」を見る目的はどれか。」では、直後の「役割は立体的に見えてくる」へ戻ります。
根拠となる語句や文法事項を本文から抜き、設問条件を満たす形で 役割を立体的に捉えるため にまとめます。
最後に、似た用語・近い選択肢・条件漏れがないかを見直して答え 役割を立体的に捉えるため を確定します。
答え:役割を立体的に捉えるため
27
「二文を一文で横断要約せよ(60字以内)。」では、共通主張だけを残します。
都市の公共空間は静けさや居場所など、単純な数値では測れない質が重要だ、とまとめます。
両文の個別詳細を並べすぎず、共通主張へ抽象化します。
答え:都市の公共空間は静けさや居場所など、単純な数値では測れない質が重要だ。
⑨ 完全解説
間違えた問題は、どの本文・条件・選択肢比較で止まったかを確かめてから、もう一度解いてください。