英語 第7章
和文英訳
要点編
【既習/完成/最低25問】文構造を保った英訳。
① この章のねらい
ここでは、「私は昨日映画を見ました。」を I watched a movie yesterday. へ直す和文英訳を例にします。主語と動詞を先に置き、時制と語順を整えます。
- 日本語を S+V の順に並べ替えられる
- yesterday などで過去形を選べる
- 進行形・未来・授与動詞の型を使える
- It is 〜 to の文型で英訳できる
② 図と説明
下の図を順に見てください。各図の下に、その図の読み方を書いてあります。
図 1. 和文英訳の骨格

主語・動詞を先に決める。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。
主語と動詞を先に置く
「私は昨日映画を見ました。」は I watched a movie yesterday. です。日本語の語順(時間→場所)に引きずられず、I と watched を先に書きます。 板書では、まず文の主語・時を表す語・空所の前後を縦に確認します。次に、主語と動詞の対応を表にして、I→am、He→is/plays のように一つずつ結びます。最後に、作った英文を声に出して読み、主語と動詞の形がそろうか、似た形を選んでいないかを検算します。答えだけでなく、なぜその形になるかを日本語で説明できる状態にします。
図 2. 英訳セルフチェック

S+V・時制・語順。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。
進行は be+-ing
「彼女は図書館で勉強しています。」は She is studying in the library. です。study の原形だけでは今進んでいる動作になりません。 板書では、まず文の主語・時を表す語・空所の前後を縦に確認します。次に、主語と動詞の対応を表にして、I→am、He→is/plays のように一つずつ結びます。最後に、作った英文を声に出して読み、主語と動詞の形がそろうか、似た形を選んでいないかを検算します。答えだけでなく、なぜその形になるかを日本語で説明できる状態にします。
③ 続きの説明
3. It is 〜 to でまとめる
「その箱を開けるのは簡単ではない。」は It is not easy to open the box. です。開けることを to open にまとめます。 板書では、まず文の主語・時を表す語・空所の前後を縦に確認します。次に、主語と動詞の対応を表にして、I→am、He→is/plays のように一つずつ結びます。最後に、作った英文を声に出して読み、主語と動詞の形がそろうか、似た形を選んでいないかを検算します。答えだけでなく、なぜその形になるかを日本語で説明できる状態にします。
4. 授与は give+人+物
「彼は私に本をくれた。」は He gave me a book. です。gave a book to me でもよく、目的語の順を落とさないようにします。 板書では、まず文の主語・時を表す語・空所の前後を縦に確認します。次に、主語と動詞の対応を表にして、I→am、He→is/plays のように一つずつ結びます。最後に、作った英文を声に出して読み、主語と動詞の形がそろうか、似た形を選んでいないかを検算します。答えだけでなく、なぜその形になるかを日本語で説明できる状態にします。
受験で押さえる(この章)
熟語・語彙は意味だけ並べない。形(to〜ing/目的語)と日本語をセットで声に出し、すぐこの章の文で使う。
必暗この章で使う熟語
左の英語を見て右の意味を言う。意味だけでなく、目的語・to〜ing の形までセットで声に出す。
必暗この章の核心語彙
左の単語↔右の意味。単語帳を眺めるだけでなく、例文の空所に入れられるかで確認する。
戦い方英語の戦い方
文法・語彙の独立問題と長文の時間配分を最初に決める。
- 手順長文は設問先読み→段落対応。全部精読してから設問は遅い
- 手順文法・語彙の独立問題を先に片づけるか、長文の合間に挟むかを最初に決める
- 手順NOT true / 近い選択肢は本文根拠に線を引いてから選ぶ
- 手順見直し7分:三単現・時制・書き損じ。英作文は設問条件のチェックリスト
- 手順毎日15分:学習中の単元の「受験で押さえる」を音読+書き
- 手順毎日30〜50分:弱点単元の⑤⑥または⑦を1セット
- 手順近い用語・近い年代・近い数値の取り違え
- 手順問題文の一部だけ合っていて結論がずれる選択肢
⑤ 公式・用語
| 名称 | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| 基本語順 | 主語 + 動詞 + 目的語 + 場所 + 時 | — |
| 進行形 | be + -ing | — |
| It is 〜 to | It is not easy to + 原形 | — |
用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 和文英訳 | 日本語の内容を英文の語順で書き直すことです。 |
| 時制 | 現在・過去・未来など、動詞の形で表す時の区別です。 |
| 目的語 | 動詞の動作を受ける人・物。watch a movie の a movie のような語です。 |
⑥ 手順
和文英訳の手順
- 主語と動詞を日本語から抜き出す
- 時を示す語で動詞の形を決める
- 目的語・場所・時の順に足す
- 冠詞(a / the)と前置詞を最後に確かめる
⑦ 例題
途中の考え方を追うための例です。演習は問題編で行います。
「私は昨日映画を見ました。」を英訳するとどうなるか。
考え方
I + watched(過去)+ a movie + yesterday の順です。 まず、設問で問われている語・形・内容に丸を付け、主語と時を示す語、または本文の該当箇所を探します。次に、対応表や文の骨格に当てはめて候補を一つに絞ります。最後に、主語と動詞の一致、語順、問題文の条件を読み直して検算し、別の選択肢がなぜ違うかも確認します。
答え:I watched a movie yesterday.
「彼女は図書館で勉強しています。」を英訳するとどうなるか。
考え方
進行形 is studying を使います。 まず、設問で問われている語・形・内容に丸を付け、主語と時を示す語、または本文の該当箇所を探します。次に、対応表や文の骨格に当てはめて候補を一つに絞ります。最後に、主語と動詞の一致、語順、問題文の条件を読み直して検算し、別の選択肢がなぜ違うかも確認します。
答え:She is studying in the library.
「その箱を開けるのは簡単ではない。」を英訳するとどうなるか。
考え方
It is 〜 to + 原形の型です。 まず、設問で問われている語・形・内容に丸を付け、主語と時を示す語、または本文の該当箇所を探します。次に、対応表や文の骨格に当てはめて候補を一つに絞ります。最後に、主語と動詞の一致、語順、問題文の条件を読み直して検算し、別の選択肢がなぜ違うかも確認します。
答え:It is not easy to open the box.
⑧ 入試での使われ方
- S+V を先に書いてから修飾語を足す
- yesterday / now / next week で時制を決める
- It is 〜 to と give+人+物の型を用意する
- ⑤基本:英語ブロック文法 ⑥標準:005net英語 ⑦応用:JS88型長文+本アプリ
- JS88英語過去問で長文語数・設問型を把握
- 英語ブロックで文法プリント(週3回)+英単語反復
⑨ よくある誤り
- 日本語の語順のまま並べる
- 進行なのに原形のままにする
- 時を示す語と動詞の時制をずらす
⑩ 確認
次ができたら問題編へ進んでください。
- I watched a movie yesterday. を書ける
- She is studying in the library. を書ける
- It is not easy to open the box. を書ける