英語 第6章
長文読解(物語・対話)
要点編
【既習/完成/最低25問】物語・対話文。
① この章のねらい
ここでは、物語 The Lost Map を例にします。マヤが古い地図を見つけ、駅の近くの小さな公園が花屋に変わっていた場面を、時系列と根拠語句で追います。
- 物語の出来事を時系列で並べられる
- 設問の答えを本文の語句に戻せる
- 登場人物の発言と行動から心情を読める
- 短い解釈を字数内で根拠つきで書ける
② 図と説明
下の図を順に見てください。各図の下に、その図の読み方を書いてあります。
図 1. 対話の流れ

誰が何を求めているか。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。
最初に何が起きたかを固定する
マヤが最初に見つけたものは古い地図です。感想より先に、事実(found an old folded map)を押さえます。 板書では、まず文の主語・時を表す語・空所の前後を縦に確認します。次に、主語と動詞の対応を表にして、I→am、He→is/plays のように一つずつ結びます。最後に、作った英文を声に出して読み、主語と動詞の形がそろうか、似た形を選んでいないかを検算します。答えだけでなく、なぜその形になるかを日本語で説明できる状態にします。
図 2. 物語の指示語

人物・出来事の参照を追う。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。
場所は本文の語句で答える
地図が示していた場所は a tiny park near the station です。駅の近く、という自分の言い換えだけで終わらせず、本文に戻します。 板書では、まず文の主語・時を表す語・空所の前後を縦に確認します。次に、主語と動詞の対応を表にして、I→am、He→is/plays のように一つずつ結びます。最後に、作った英文を声に出して読み、主語と動詞の形がそろうか、似た形を選んでいないかを検算します。答えだけでなく、なぜその形になるかを日本語で説明できる状態にします。
図 3. 場面の区切り

起→山→結を意識。図では、矢印の始点と終点、色分け、並び順を順に追い、本文のどの判断に対応するか確認する。
変化の説明は店主の発言へ
店主は That park became this flower shop many years ago. と説明します。公園がなくなったのではなく、花屋という形に変わった、が根拠です。 板書では、まず文の主語・時を表す語・空所の前後を縦に確認します。次に、主語と動詞の対応を表にして、I→am、He→is/plays のように一つずつ結びます。最後に、作った英文を声に出して読み、主語と動詞の形がそろうか、似た形を選んでいないかを検算します。答えだけでなく、なぜその形になるかを日本語で説明できる状態にします。
③ 続きの説明
4. メモの一文は比喩として読む
The park lives here. は、公園の記憶が花屋や植物という形で続いている、という気持ちです。文字どおり公園が家にある、とは読みません。 板書では、まず文の主語・時を表す語・空所の前後を縦に確認します。次に、主語と動詞の対応を表にして、I→am、He→is/plays のように一つずつ結びます。最後に、作った英文を声に出して読み、主語と動詞の形がそろうか、似た形を選んでいないかを検算します。答えだけでなく、なぜその形になるかを日本語で説明できる状態にします。
受験で押さえる(この章)
熟語・語彙は意味だけ並べない。形(to〜ing/目的語)と日本語をセットで声に出し、すぐこの章の文で使う。
必暗この章で使う熟語
左の英語を見て右の意味を言う。意味だけでなく、目的語・to〜ing の形までセットで声に出す。
必暗この章の核心語彙
左の単語↔右の意味。単語帳を眺めるだけでなく、例文の空所に入れられるかで確認する。
戦い方長文の読み方
設問先読み→段落対応。NOT true は本文根拠に線を引いてから選ぶ。
- 先読み設問語を先に見てから本文へ入る
- 根拠選択肢の語句が本文のどこにあるか指差す
戦い方英語の戦い方
文法・語彙の独立問題と長文の時間配分を最初に決める。
- 手順長文は設問先読み→段落対応。全部精読してから設問は遅い
- 手順文法・語彙の独立問題を先に片づけるか、長文の合間に挟むかを最初に決める
- 手順NOT true / 近い選択肢は本文根拠に線を引いてから選ぶ
- 手順見直し7分:三単現・時制・書き損じ。英作文は設問条件のチェックリスト
- 手順毎日15分:学習中の単元の「受験で押さえる」を音読+書き
- 手順毎日30〜50分:弱点単元の⑤⑥または⑦を1セット
- 手順近い用語・近い年代・近い数値の取り違え
- 手順問題文の一部だけ合っていて結論がずれる選択肢
⑤ 公式・用語
| 名称 | 内容 | メモ |
|---|---|---|
| 物語読解の順 | 事実 → 場所・変化 → 発言 → 心情 | — |
用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 時系列 | 出来事が起きた順番です。 |
| 根拠語句 | 答えを支える本文中の単語や文です。 |
| 心情 | うれしい・悲しいなどの気持ち。発言と行動の両方から読みます。 |
⑥ 手順
物語の読み方
- 誰が・何をしたかを順にメモする
- 場所や変化は本文の英語に戻す
- 発言(said)の前後を読む
- 解釈問題は比喩か字義かを一文で決める
⑦ 例題
途中の考え方を追うための例です。演習は問題編で行います。
マヤが最初に見つけたものはどれか。
考え方
本文の found an old folded map が根拠です。 まず、設問で問われている語・形・内容に丸を付け、主語と時を示す語、または本文の該当箇所を探します。次に、対応表や文の骨格に当てはめて候補を一つに絞ります。最後に、主語と動詞の一致、語順、問題文の条件を読み直して検算し、別の選択肢がなぜ違うかも確認します。
答え:古い地図
地図が示していた場所を本文に即して書け。
考え方
本文の tiny park drawn near the station を使います。 まず、設問で問われている語・形・内容に丸を付け、主語と時を示す語、または本文の該当箇所を探します。次に、対応表や文の骨格に当てはめて候補を一つに絞ります。最後に、主語と動詞の一致、語順、問題文の条件を読み直して検算し、別の選択肢がなぜ違うかも確認します。
答え:a tiny park near the station
店主によると、公園はどうなったか。
考え方
That park became this flower shop が根拠です。 まず、設問で問われている語・形・内容に丸を付け、主語と時を示す語、または本文の該当箇所を探します。次に、対応表や文の骨格に当てはめて候補を一つに絞ります。最後に、主語と動詞の一致、語順、問題文の条件を読み直して検算し、別の選択肢がなぜ違うかも確認します。
答え:この花屋になった
⑧ 入試での使われ方
- 事実を先に取り、心情は後でまとめる
- 場所・変化は本文の英語を残す
- メモや比喩は字義どおりに取らない
- ⑤基本:英語ブロック文法 ⑥標準:005net英語 ⑦応用:JS88型長文+本アプリ
- JS88英語過去問で長文語数・設問型を把握
- 英語ブロックで文法プリント(週3回)+英単語反復
⑨ よくある誤り
- 感想だけで答えを選ぶ
- 公園が消えた、と本文にない断定をする
- 最後の一文だけ読んで全体を決める
⑩ 確認
次ができたら問題編へ進んでください。
- 古い地図を最初の事実として説明できる
- a tiny park near the station を示せる
- 花屋への変化を店主の発言で説明できる