社会 第2章
世界の気候・産業・人口
解説編
【既習/完成/最低25問】気候帯と産業の結び付き。
図解で確認(メイン)
まず図を確認し、下の解説で各問の手順と根拠をたどってください。図が3枚あります。

気温と降水量をセットで。 図では、矢印・色分け・凡例を順に確認し、本文の用語と対応させて読みます。

気温形→0/10℃→降水の山→少雨期→地名。 図では、矢印・色分け・凡例を順に確認し、本文の用語と対応させて読みます。

年齢構成の形を読む。 図では、矢印・色分け・凡例を順に確認し、本文の用語と対応させて読みます。
答え合わせで確認:語呂・必暗・手順
正解/不正解のあと、知識不足なら下の対応表・必暗をその場で再生する。手順ミスなら戦い方を見直す。
必暗気候→産業で都道府県を固定する
県名だけ覚えない。左の県について、右で「気候のキー→産業」をセットで言う。
覚え方工業地帯の判別キー
円グラフは名称暗記より構成比。機械突出=中京、化学約4割=京葉、金属多め=阪神。
- 中京工業地帯機械(自動車)が突出(愛知を中心)
- 京浜工業地帯印刷・出版や大消費地近接(東京〜横浜)
- 阪神工業地帯金属・中小企業が多い(大阪〜神戸)
- 京葉工業地域化学が約4割(千葉湾岸)
- 瀬戸内工業地域港湾と化学(岡山〜山口など)
必暗気候帯の判別
雨温図は「気温の型→雨の型→地域名」の順。
- 熱帯雨林気候年中高温多雨/赤道付近
- 熱帯サバナ気候雨季と乾季/熱帯
- 砂漠気候年降水量が極端に少ない/中緯度高圧帯など
- 地中海性気候夏乾・冬雨/地中海沿岸
- 西岸海洋性気候年較差小・雨多い/ヨーロッパ西岸
- 冷帯(亜寒帯)冬が長い・夏短い/高緯度
戦い方社会の戦い方(この章でも同じ)
資料はリード文→注→表題→単位→極端値。記述は「資料のどこ+因果」。
- 手順資料問題はリード文→注→表題→単位→極端な値の順。知識だけで先に答えない
- 手順並べ替えは年号暗記大会にせず、因果(改革→制度→遷都など)で確定
- 手順公民は用語定義で確実に得点。曖昧なら対義語・対比で切る
- 手順記述は「資料のどこ+因果」を40〜80字。知識だけの作文にしない
- 手順毎日15分:学習中の単元の「受験で押さえる」を音読+書き
- 手順毎日30〜50分:弱点単元の⑤⑥または⑦を1セット
- 手順近い用語・近い年代・近い数値の取り違え
- 手順問題文の一部だけ合っていて結論がずれる選択肢
図で確認

気温と降水量をセットで。 図では、矢印・色分け・凡例を順に確認し、本文の用語と対応させて読みます。

気温形→0/10℃→降水の山→少雨期→地名。 図では、矢印・色分け・凡例を順に確認し、本文の用語と対応させて読みます。

年齢構成の形を読む。 図では、矢印・色分け・凡例を順に確認し、本文の用語と対応させて読みます。
① 導入
この解説では、問題編の各問について、根拠と手順を確認します。
② 基本概念
要点編の図と用語を先に確認してから、下の各問へ進んでください。
③ 図の確認
図がある問では、先に図の条件を読んでから式や選択肢に進みます。
④ 例題 解説
例1
熱帯雨林気候は、赤道付近で年中高温・多雨が続きます。
アマゾン川流域や東南アジアに密な常緑広葉樹林が広がります。
乾季が長い砂漠気候と対比します。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「a(年中高温多雨)」に結び付けます。
答え:a(年中高温多雨)
例2
冬の北西季節風は日本海側に雪をもたらし、山を越えた太平洋側は空気が乾いて晴れやすくなります。
太平洋側が「雪」になるのは季節風の説明として逆です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「晴れ」に結び付けます。
誤答になりやすい近縁の用語・年代・地名を一つ挙げて、なぜ違うかを一言で排斥します。
答え:晴れ
例3
第一次産業は自然の恵みを直接得る産業で、農業・林業・漁業が含まれます。
田畑で作物を育てる農業は、原料を加工する前の生産活動です。
製造業は第二次です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「a(農業)」に結び付けます。
誤答になりやすい近縁の用語・年代・地名を一つ挙げて、なぜ違うかを一言で排斥します。
答え:a(農業)
⑤ 基本問題 解説
4
2020年代、世界で人口が最も多い国はインドです。
南アジアに位置し、2023年ごろに人口規模で中国を上回ったとされます。
長らく首位だった中国を上回った点を押さえます。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「インド」に結び付けます。
答え:インド
5
砂漠気候が広がる主因は、降水量が極端に少ないことです。
サハラ砂漠のように、年間降水量が少なく植生が乏しい地域です。
気温が高いことだけが原因ではありません。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「a(降水量が極端に少ない)」に結び付けます。
答え:a(降水量が極端に少ない)
6
西アジア〜北アフリカは世界有数の石油産出地域です。
ペルシャ湾岸のサウジアラビアなどを、油田とタンカー輸送に結び付けます。
エネルギー資源として石油が重要です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「石油」に結び付けます。
誤答になりやすい近縁の用語・年代・地名を一つ挙げて、なぜ違うかを一言で排斥します。
答え:石油
7
つぼ型の人口ピラミッドは高齢層の割合が大きい形です。
日本など少子高齢化が進む国で、底の年少人口が細くなります。
課題は高齢化と社会保障の負担です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「a(高齢化と社会保障)」に結び付けます。
答え:a(高齢化と社会保障)
8
季節風の別名はモンスーンです。
夏と冬で風向が変わり、南・東アジアの降水や農業に大きく影響します。
貿易風など別の風系と取り違えないでください。
この対比を答案の根拠として残し、「モンスーン」と対応づけて覚えます。
誤答になりやすい近縁の用語・年代・地名を一つ挙げて、なぜ違うかを一言で排斥します。
答え:モンスーン
9
港近くは原料・製品の輸出入に海運を使いやすく、輸送費を抑えられるため工場が立地しやすいです。
内陸の高山や砂漠を立地理由にする説明は港湾立地と合いません。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「原料・製品の輸出入に海運を使い、輸送費を抑えやすいから」に結び付けます。
答え:原料・製品の輸出入に海運を使い、輸送費を抑えやすいから。
10
温帯は四季の変化がはっきりしやすい気候帯です。
日本の多くやヨーロッパ西部など、中緯度地域に広がります。
冷帯より冬が穏やかな点も区別します。
年中高温の熱帯とは区別します。
この対比を答案の根拠として残し、「a(四季がある)」と対応づけて覚えます。
答え:a(四季がある)
11
OPECは石油輸出国機構で、主に扱う資源は石油です。
産油国が生産政策を調整し、世界の原油価格にも影響を与える組織です。
天然ガスや石炭ではなく、石油輸出国機構の略称どおり石油です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「石油」に結び付けます。
答え:石油
12
過疎化が進む地域では、転出や出生減により人口が減少します。
若年層が都市へ流出すると、学校・医療・交通の維持も難しくなります。
転入超過で増える都市部とは逆に、過疎地では減少が進みます。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「減少」に結び付けます。
答え:減少
⑥ 標準問題 解説
13
第三次産業はサービス業で、医療や小売などが例です。
運輸・金融・情報通信も含み、物を直接採取・製造しない産業です。
農業は第一次、製造は第二次です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「a(医療・小売)」に結び付けます。
答え:a(医療・小売)
14
出生「率」は割合、出生「数」は実数です。
定義と単位を確認してから読み取ります。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「率は割合、数は実数なので定義と単位を確認する」に結び付けます。
誤答になりやすい近縁の用語・年代・地名を一つ挙げて、なぜ違うかを一言で排斥します。
答え:率は割合、数は実数なので定義と単位を確認する。
15
アマゾン流域は赤道付近にあり、主な気候帯は熱帯雨林です。
南アメリカ北部で年中高温多雨となり、密な森林が広がります。
砂漠気候や冷帯ではなく、赤道付近の熱帯雨林です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「熱帯雨林」に結び付けます。
答え:熱帯雨林
16
ステップは草原が広がる乾燥〜半乾燥気候で、牧畜が行われやすいです。
ユーラシア大陸内陸部など、森林が育つには雨が少ない地域に見られます。
稲作中心の湿潤農業ではなく、草原での牧畜が典型です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「a(牧畜)」に結び付けます。
答え:a(牧畜)
17
世界の主要な穀物生産国の例としてアメリカがあります。
中央部のプレーリーで、広い農地と機械を使う企業的農業が発達しました。
ロシアやカナダも穀倉がありますが、設問の代表例はアメリカです。
資料の該当箇所に印を付け、「アメリカ」へ直行できる読み方にします。
答え:アメリカ
18
仕事や教育を求めて農村から都市へ移ると都市人口が増え、人口増加と都市化が連動します。
出生率の変化だけを都市化の定義にするのは不十分です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「仕事や教育を求めて農村から都市へ移り、都市人口が増える」に結び付けます。
答え:仕事や教育を求めて農村から都市へ移り、都市人口が増える。
⑦ 応用・入試形式 解説
19
日本は山地が多く可住地面積が狭いため、人が住める場所に人口が集中しやすくなります。
可住地面積が狭いと、住める場所へ人口が集中しやすくなります。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「可住地面積が狭い」に結び付けます。
誤答になりやすい近縁の用語・年代・地名を一つ挙げて、なぜ違うかを一言で排斥します。
答え:可住地面積が狭い
20
再生可能エネルギーには風力や太陽光が含まれます。
自然の力を繰り返し利用でき、発電時の温室効果ガス削減に役立ちます。
石油・石炭は化石燃料です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「a(風力と太陽光)」に結び付けます。
答え:a(風力と太陽光)
21
FAOは食料・農業分野の国際機関で、扱う地球的課題の一例は食料です。
国連食糧農業機関として、飢餓の削減や農林水産業の改善に取り組みます。
FAOは食料・農業分野で、扱う課題の一例は食料です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「食料」に結び付けます。
答え:食料
22
気候変動は気温や降水量を変え、収穫量や栽培適地に影響します。
国境線が消えるといった政治変化は、気候影響の直接説明ではありません。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「気温や降水量の変化で収穫量や栽培適地が変わる」に結び付けます。
答え:気温や降水量の変化で収穫量や栽培適地が変わる。
23
砂漠など厳しい自然条件の地域は人口が疎になりやすいです。
サハラ砂漠では水が得にくく、居住地はオアシスや河川沿いに限られます。
大都市圏やデルタ地帯は人口が密になりやすい対比です。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「砂漠」に結び付けます。
答え:砂漠
⑧ 確認テスト 解説
24
冷帯(亜寒帯)が広い国の例はカナダです。
北アメリカ北部の高緯度に位置し、針葉樹林のタイガが広がります。
赤道付近の国とは気候帯が異なります。
今の説明を因果の順でもう一度言い直し、「a(カナダ)」に結び付けます。
誤答になりやすい近縁の用語・年代・地名を一つ挙げて、なぜ違うかを一言で排斥します。
答え:a(カナダ)
25
第二次産業は鉱工業で、製造業が代表例です。
原料を加工して製品を作る工業や、地下資源を採る鉱業を含みます。
農業は第一次、サービス業は第三次なので区別します。
この対比を答案の根拠として残し、「製造業」と対応づけて覚えます。
誤答になりやすい近縁の用語・年代・地名を一つ挙げて、なぜ違うかを一言で排斥します。
答え:製造業
⑨ 追加資料問題 解説
26
資料の降水量の欄を同じ単位で比べます。
数値が最も小さい地域記号が A です。
気温や人口密度の欄と取り違えないでください。
この対比を答案の根拠として残し、「A」と対応づけて覚えます。
誤答になりやすい近縁の用語・年代・地名を一つ挙げて、なぜ違うかを一言で排斥します。
答え:A
27
資料の人口密度の欄を同じ単位で比べます。
数値が最も高い地域記号が B です。
降水量の最少と混同しないでください。
この対比を答案の根拠として残し、「B」と対応づけて覚えます。
誤答になりやすい近縁の用語・年代・地名を一つ挙げて、なぜ違うかを一言で排斥します。
答え:B
28
Bで稲作が行いやすい根拠は、資料の年降水量1600mmなど十分な雨量です。
Bで稲作しやすい根拠は、資料の年降水量1600mmなど十分な雨量です。
資料の該当箇所に印を付け、「年降水量1600mm」へ直行できる読み方にします。
答え:年降水量1600mm
29
Aは年降水量180mmと少なく、人口密度も4人と低いです。
水が乏しく定住人口が少ない条件では、移動を伴う遊牧が適しやすいと説明できます。
降水量だけ、または人口密度だけで終わらず、両方に触れてください。
答え:Aは年降水量180mmと少なく人口密度も低いので、定住の農耕より移動を伴う遊牧が適しやすいから。
⑩ 完全解説
間違えた問題は、どの資料・本文の根拠で止まったかを確かめてから、もう一度解いてください。