理科 第10章
生命を維持するはたらき
問題編
【既習/完成/最低25問】消化・呼吸・循環。
解く前に:この章の覚え方・戦い方
別冊を開かなくてよい。ここで対応表を指差し確認してから問題に入る。解けたあとも誤答はこの一覧に戻す。
覚え方この章の覚え方・語呂
語呂は「何と何が対応するか」が見えて初めて使える。下の矢印の左右を声に出してつなぐ。そのあと「なぜその性質/公式になるか」まで言える状態にする。
必暗実験定石
変えた条件・そろえた条件・測定値を先に書く。覚え方より手順が本命。手順を言えたら「なぜその集め方/検出か」を一言添える。
- だ液実験デンプンと糖の検出を分ける/温度条件
- 脈拍・呼吸運動前後で比較/酸素需要と結びつける
- 顕微鏡ピントは横から見ながら/倍率と視野
戦い方理科の戦い方
知識で得点を確保し、計算・考察に時間を残す。単位を先に固定する。わからない用語は、定義→例→対比の順で戻す。
- 手順知識問題で得点を確保し、計算・実験考察に時間を残す
- 手順実験問題は「何を変えたか/何をそろえたか/何を測ったか」を先に書く
- 手順単位・有効数字・グラフの軸を見直す。計算は式を残す
- 手順生物・地学の用語は定義を一文で言えるかだけ確認して次へ
- 手順毎日15分:学習中の単元の「受験で押さえる」を音読+書き
- 手順毎日30〜50分:弱点単元の⑤⑥または⑦を1セット
- 手順近い用語・近い年代・近い数値の取り違え
- 手順問題文の一部だけ合っていて結論がずれる選択肢
① 導入
消化・吸収・呼吸・血液循環を、物質の道筋で説明できるようにします。
用語は定義と具体例(実験・図)で覚え、図・表では題名・単位・条件を先に確認してから答えましょう。
② 基本概念
- 消化は食物を吸収できる小さな物質へ変える。小腸で主に吸収。
- 肺胞で酸素が血液へ、二酸化炭素が肺胞へ移動する。
- 動脈は心臓から出る血管、静脈は心臓へ戻る血管(酸素量ではない)。
- 肺循環:右心室→肺/体循環:左心室→全身。
③ 図解

小腸で吸収→血液へ。 図では、矢印の始点と終点、数値や記号の位置を順に対応させて読み、条件を変えても同じ規則で確かめます。

体→右心→肺→左心→体。 図では、矢印の始点と終点、数値や記号の位置を順に対応させて読み、条件を変えても同じ規則で確かめます。

刺激→神経→反応。 図では、矢印の始点と終点、数値や記号の位置を順に対応させて読み、条件を変えても同じ規則で確かめます。
④ 例題
デンプンの消化が始まる器官はどれか。
消化された養分が主に吸収される器官を答えなさい。
肺胞で血液中に取り込まれる気体は何か。
⑤ 基本問題
胃で主にタンパク質を分解する酵素を答えなさい。
動脈の定義として正しいものはどれか。
右心室から血液が送られる先はどこか。
左心室から全身へ血液を送る循環を何というか。
肺動脈を流れる血液が静脈血である理由を説明しなさい。
胆汁のはたらきとして正しい語を答えなさい(乳化/酵素のどちらか)。
小腸の内側に柔毛が多い主な理由は何か。
正しいものをすべて選びなさい。
安静時より運動後に呼吸数が増える主な理由を、酸素という言葉で短く答えなさい。
不要な物質をこし取り尿をつくる主な器官はどれか。
⑥ 標準問題
肺循環と体循環の違いを、「肺」「全身」「酸素」を用いて説明しなさい。
だ液に含まれる、デンプンを分解する酵素名を答えなさい。
ヘモグロビンが主に運ぶ気体は何か。
体温が18時に36.9℃、7時に36.3℃だった。差は何℃か。計算過程も書け。
ブドウ糖などが血液へ吸収される主な器官はどこか。
⑦ 応用・入試形式
血液循環と脊椎動物の体温調節について、次の資料を用いて(1)〜(7)に答えなさい。
【資料1】ある動物の体温と外気温(オリジナル測定値・℃)
| 外気温 | 10 | 20 | 30 |
|---|---|---|---|
| 動物Pの体温 | 36.8 | 37.1 | 37.0 |
| 動物Qの体温 | 12.2 | 21.5 | 29.8 |
【資料2】特徴の表
| 産み方 | 呼吸 | 皮膚 | |
|---|---|---|---|
| 動物P | 胎生 | 肺 | 毛がある |
| 動物Q | 卵生 | 肺 | うろこ |
| 動物R | 卵生 | えら(幼体)→肺 | 湿った皮膚 |
(1) 酸素を多く含む血液(動脈血)が流れる血管をすべて選べ。
(2) 肺動脈を流れる血液は動脈血か静脈血か。
(3) 資料1から、恒温動物に近いのはPかQか。
(4) その判断根拠を、表の数値に触れて40字程度で述べなさい。
(5) 資料1と資料2をあわせると、動物Pとして最も適切な仲間はどれか。
(6) 動物Qに最も近い仲間はどれか。
(7) 動物Rの体温は、資料1のP・Qのどちらに近い変化をすると考えられるか。理由も述べなさい。
【資料】だ液の実験(架空)
| 試験管 | 条件 | ヨウ素液 |
|---|---|---|
| A | デンプン+だ液・40℃ | 色が変わらない |
| B | デンプン+水・40℃ | 青紫色 |
(1)〜(3)は同じ資料を用いる。
(1) デンプンが残っていると判断できる試験管を答えなさい。
(2) Aで色が変わらないのはなぜか、だ液の働きに触れて答えなさい。
(3) Bを対照実験にする意味を40字以内で述べなさい。
⑧ 確認テスト
心臓から全身へ血液を送り出す部屋(左か右・心房か心室)を答えなさい。
消化の残りかすが主に進む器官はどれか。
肺胞で血液から排出される主な気体は何か。
酵素でないものはどれか。