要点編

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英語 第4章

英作文

要点編

和文英訳・意見文(模範解答つき)

要点編 — 参考書として先に読む。理解チェックができたら問題編へ。

ここは参考書パート(要点編)です。市販参考書と同じく「読んで理解 → 例題で流れを追う → チェック」の順で進めてください。理解チェックができたら問題編へ。

① この章のねらい

英作文は、難しい日本語を難しい英語へ直訳する競技ではない。設問の条件を満たし、自分が確実に使える語と文法で主張・理由・具体例を伝えることが得点につながる。短く正確な文を複数つなげる方が、背伸びした長文より安全である。書く前の構成と書いた後の機械的な見直しを分けることで、内容不足と文法ミスを減らせる。

  • 設問の条件を整理する
  • 基本五文型で文を作る
  • 意見・理由・具体例を構成する
  • 時制と人称を一貫させる
  • 接続語で論理をつなぐ
  • 語数を内容で調整する
  • 文法と表記を自己点検する

② 重要ポイント(本文)

1.書く前に設問の条件を全て外へ出す

設問を読んだら、話題、指定語数、質問への答え、必ず入れる内容を箇条書きにする。書き始めてから条件を探すと、最後に重要な要素が抜ける。例えば理由を求める設問なら、YesやNoだけで終わらないよう最初から理由欄を作る。条件ごとにチェック印を付け、完成後に一つずつ回収する。

2.一文一内容にして主語と動詞を明確にする

日本語の情報を一文へ詰め込まず、一つの文で一つの中心内容を伝える。各文に主語と動詞があるかを確認すると、英語の文として成立する。長い日本語は二文か三文に分け、becauseやandで必要な関係だけをつなぐ。短い文を正確に書けることが、複雑な文を書く前提になる。

3.意見は最初に明確な一文で示す

意見を問う英作文では、I think ...やI want ...を使って立場を最初に示す。結論が曖昧だと、その後の理由や例が何を支えるのか分からなくなる。賛成・反対のどちらでも、設問への直接の答えを一文で置く。I think thatのthatは省略できるが、主語と動詞の骨格は省略しない。

4.理由は主張の言い換えでなく原因を書く

理由にはbecauseを使い、なぜその意見を持つのかを具体的に書く。I like dogs because they are friendly.の後半は、I like dogsの言い換えではなく根拠になっている。理由を二つ書くときは、同じ内容を別の語で繰り返さない。抽象的なgoodだけで済ませず、help me learnやsave timeのように効果を示す。

5.具体例は場面・行動・結果を一つ入れる

具体例は、自分の経験や身近な場面を使って理由を分かりやすくする。I read a book about space last week, and I learned many new things.のように、何をしたかとどうなったかを書く。固有名詞や難しい事実を無理に入れる必要はない。例が主張とどうつながるかを一文で明示すると、話がそれない。

6.時制は時間表現と一緒に決める

習慣や意見は現在形、終わった経験は過去形、予定はwillやbe going toを基本にする。last Sunday、now、every day、next weekのような時間表現に印を付けると選びやすい。一つの出来事を説明する途中で、理由なく過去形と現在形を混ぜない。経験から今の意見へ移るときだけ、時制が変わる理由を自分で説明できるようにする。

7.人称と指す内容を途中で変えない

自分の経験ならI、一般的な人々ならpeopleやweを選び、段落内で不用意に入れ替えない。I think students should ...の後をyou should ...とすると、誰への助言かが変わる。代名詞it、they、thisが何を指すかも、直前の名詞と数が合うか確認する。主語を省略できる日本語の感覚を英語へ持ち込まない。

8.接続語は文の関係に合うものだけを使う

andは追加、butは対比、becauseは理由、soは結果、for exampleは具体例を導く。接続語を増やせば論理的になるのではなく、前後の関係と一致していることが重要である。becauseとsoを同じ因果関係で重ねて使わない。短い文を並べた後に、どの関係かを一つの接続語で示す。

9.知らない語は知っている簡単な表現へ言い換える

正確に書けない難語を使うと、スペル、品詞、語順の誤りが増える。「環境に優しい」が不安ならgood for the environmentのように基本語で言い換えられる。日本語の一語に対応する英単語を無理に探す必要はない。自分が主語・動詞・目的語の形まで確実に使える表現を選ぶ。

10.語数は情報を足し引きして調整する

語数が足りないときは、形容詞を並べる前に理由の説明、具体例、結果を一文足す。多すぎるときは、同じ意味の繰り返しや設問の写しを削る。単語数は、I amやdo notのように分けて数える。語数だけを満たす無関係な文を追加すると、内容の評価を下げる。

11.見直しは動詞から機械的に行う

書き終えたら最初に各文の主語と動詞へ丸を付ける。次に時制、三単現のs、助動詞の後の原形、単数名詞のa/an/theを確認する。最後にスペル、文頭の大文字、文末のピリオド、指定語数を確認する。内容を考え直す作業と表記を直す作業を分けると、見落としが減る。

12.質問への答えは評価される形で完結させる

質問に対して答える問題では、設問の語を使いながら一文目で直接答える。Do you ...?ならYes, I do.やNo, I do not.だけで止めず、理由を続ける。What did you do?なら過去形で具体的な行動を答える。設問の疑問詞、時制、主語に合わせて文を始めると、内容のずれを防げる。

③ 公式・用語

名称内容メモ
意見文I think (that) S + V. Because S + V.理由は一つを確実に書く。
経験I went to ... last ... .過去の時を示す語と過去形を組み合わせる。
希望I want to + 動詞の原形.wantの後はto不定詞。
提案We should + 動詞の原形.shouldの後にtoは不要。
構成意見 → 理由 → 具体例 → まとめ設問の条件に合わせて必要な部分を選ぶ。

用語集

用語意味
主張書き手の意見や立場
理由主張を支える根拠
具体例理由を分かりやすくする事例
接続語文と文の関係を示す語
語数書いた単語の数
下書き完成前に構成を作ること
推敲内容や表現を直すこと
条件設問が必ず求める要素
言い換え意味を保って簡単な表現へ直すこと

④ 解法・読み方の手順

意見英作文を書く

  1. 質問への答えを一文で書く
  2. becauseで理由を一つ加える
  3. for exampleで具体例を一つ書く
  4. 指定語数を確認する
  5. 動詞と表記を見直す

和文英訳をする

  1. 日本語を短い意味の単位に分ける
  2. 各単位を知っている基本文にする
  3. 英語のS+V骨格へ並べる
  4. 時制と冠詞を確認する

最終点検をする

  1. 主語と動詞の対応を確認する
  2. 時制・複数形・冠詞を確認する
  3. 助動詞と不定詞の後を確認する
  4. 大文字・句読点・スペルを確認する

⑤ 図解

意見 → 理由 → 具体例 → まとめ
日本語の条件 → 必要語句 → S+V骨格 → 修飾語 → 見直し
内容確認 → 文法確認 → 表記確認  一度に全てを直さない

⑥ 例題(読んで流れを追う)

ここは「解く」より「途中式と根拠を追う」ための例です。演習は問題編で。

例題 1基本

「私は毎日英語を勉強します」を英語にしなさい。

考え方・途中式

主語はIで、習慣なので現在形studyを使う。every dayは頻度を表すので文末に置く。

答え:I study English every day.

例題 2基本

「私は音楽を聞くことが好きです」を英語にしなさい。

考え方・途中式

likeの目的語には動名詞を使える。listen to musicを一まとまりにしてlisteningへ変える。

答え:I like listening to music.

例題 3標準

「あなたは週末に何をしましたか」に二文で答えなさい。

考え方・途中式

週末にしたことなのでplayedと過去形にする。二文目も過去の感想なのでwasを用いる。

答え:I played soccer with my friends. It was fun.

例題 4標準

「学校に自転車で行くべきだと思いますか」に理由付きで答えなさい。

考え方・途中式

I thinkで意見を示す。shouldの後はgoの原形で、because以下が理由を支える。

答え:I think students should go to school by bike because it is good for the environment.

例題 5入試

「好きな場所」を40語程度で紹介しなさい。

考え方・途中式

主題文で場所を示し、特徴と頻度と理由を加える。三文で具体化し、知っている基本語だけで条件を満たしている。

答え:My favorite place is the library near my house. It is quiet, and I can read many books there. I often go there after school because reading helps me learn new things.

⑦ 入試・テストでの使い方

外部過去問(JS88・リセマム等)の使い分けは過去問・外部資料ガイドを参照。

  • 設問の指定語数・指定内容にチェックを付ける
  • 知らない語は簡単な語に言い換える
  • 意見には必ず理由を添える
  • 一文が不安なら二文に分ける
  • 主語を省略しない
  • 書き終えたら動詞だけを再点検する
  • 英語ブロック英作文プリント(50語)→本アプリ④英作文章。
  • ⑤基本:英語ブロック文法 ⑥標準:005net英語 ⑦応用:JS88+本アプリ
  • JS88英語過去問で長文語数・設問型を把握
  • 英語ブロックで文法プリント(週3回)+英単語反復

⑧ よくあるミス

  • 日本語の語順のまま並べる
  • I am likeを使う
  • wantの後を動詞の原形にする
  • shouldの後にtoを置く
  • 過去の話に現在形を混ぜる
  • 数えられる単数名詞にaを付けない
  • 文頭を小文字で始める
  • 語数だけ合わせて条件を落とす

⑨ 理解チェック

口頭でもノートでもよいので、全部言えたら問題編へ。

  • 設問の条件を全て拾った
  • 主張を書いた
  • 理由を書いた
  • 具体例を書いた
  • 各文に主語と動詞がある
  • 時制がそろっている
  • 助動詞の後が原形である
  • 単数名詞に冠詞がある
  • スペルを確認した
  • 文頭大文字・文末記号がある

⑩ 問題編へ

「英作文」の要点を押さえたら、次は手を動かして定着させましょう。

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解いたあとは解説編で途中式を確認し、間違えた問題は白紙で再挑戦。

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