要点編

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理科 第4章

運動とエネルギー

要点編

【未履修・先取り/完成/最低35問】仕事・運動・位置エネルギー(先取り寄り)。

要点編 — 参考書として先に読む。理解チェックができたら問題編へ。

① この章のねらい

ここでは、18 mを6秒で進む台車と、階段を上る生徒の仕事・仕事率を例にします。速さ・仕事・力学的エネルギーを同じ式の流れで求めます。

  • 速さv=道のり÷時間を求められる
  • 仕事W=力×移動距離を、向きがそろっているときだけ使える
  • 運動エネルギーと位置エネルギーを式で求められる
  • 仕事率で速く仕事をしたかを比較できる

② 図と説明

下の図を順に見てください。各図の下に、その図の読み方を書いてあります。

図 1. 仕事=力×距離

仕事=力×距離

移動0なら仕事0。 図では、矢印の始点と終点、数値や記号の位置を順に対応させて読み、条件を変えても同じ規則で確かめます。

速さは道のり÷時間

18 mを6秒ならv=18÷6=3 m/sです。記録テープの間隔が等間隔なら等速直線運動です。 図や表では、まず矢印・数値・単位が何と何を対応させているかを指で追います。次に条件を式、粒子、力の向きなどへ書き込み、途中の判断を飛ばさずに答えを決めます。見た目や用語だけで決めず、条件が変わっても同じ順序で確かめることが大切です。

図 2. 位置エネルギーと運動

位置エネルギーと運動

高い位置→位置エネルギー。 図では、矢印の始点と終点、数値や記号の位置を順に対応させて読み、条件を変えても同じ規則で確かめます。

仕事は力と移動が同じ向きのとき

15 Nの力で4 m動かすとW=15×4=60 Jです。動かない壁を押しても移動が0なので仕事は0 Jです。 図や表では、まず矢印・数値・単位が何と何を対応させているかを指で追います。次に条件を式、粒子、力の向きなどへ書き込み、途中の判断を飛ばさずに答えを決めます。見た目や用語だけで決めず、条件が変わっても同じ順序で確かめることが大切です。

図 3. 熱の伝わり方

熱の伝わり方

伝導・対流・放射。 図では、矢印の始点と終点、数値や記号の位置を順に対応させて読み、条件を変えても同じ規則で確かめます。

位置エネルギーと運動エネルギー

質量1 kg・高さ5 mならEp=mgh=1×10×5=50 Jです。質量2 kg・速さ3 m/sならEk=½mv²=½×2×9=9 Jです。 図や表では、まず矢印・数値・単位が何と何を対応させているかを指で追います。次に条件を式、粒子、力の向きなどへ書き込み、途中の判断を飛ばさずに答えを決めます。見た目や用語だけで決めず、条件が変わっても同じ順序で確かめることが大切です。

図 4. 仕事率と効率

仕事率と効率

効率=(有効/入力)×100%。 図では、矢印の始点と終点、数値や記号の位置を順に対応させて読み、条件を変えても同じ規則で確かめます。

仕事率で比べる

同じ仕事でも短い時間で終えた方が仕事率は大きいです。仕事率=仕事÷時間(単位はW)。 図や表では、まず矢印・数値・単位が何と何を対応させているかを指で追います。次に条件を式、粒子、力の向きなどへ書き込み、途中の判断を飛ばさずに答えを決めます。見た目や用語だけで決めず、条件が変わっても同じ順序で確かめることが大切です。

図 5. 発電の変換

発電の変換

何が何エネルギーに変わるか。 図では、矢印の始点と終点、数値や記号の位置を順に対応させて読み、条件を変えても同じ規則で確かめます。

受験で押さえる(この章)

語呂は「音↔記号↔意味」の対応表まで書いて初めて覚え方が完成する。そのあと実験・計算の文脈で使う。

覚え方この章の覚え方・語呂

語呂は「何と何が対応するか」が見えて初めて使える。下の矢印の左右を声に出してつなぐ。そのあと「なぜその性質/公式になるか」まで言える状態にする。

覚えの手がかり対応する答え
仕事とエネルギー仕事(J)=力(N)×距離(m)。電力(W)=電圧×電流 → 単位を先に固定(エネルギー)

必暗実験定石

変えた条件・そろえた条件・測定値を先に書く。覚え方より手順が本命。手順を言えたら「なぜその集め方/検出か」を一言添える。

  • 仕事力×距離。斜面は距離が長い/単位ジュール
  • 電力W=V×I、電力量=W×時間/家電の表示

戦い方理科の戦い方

知識で得点を確保し、計算・考察に時間を残す。単位を先に固定する。わからない用語は、定義→例→対比の順で戻す。

  • 手順知識問題で得点を確保し、計算・実験考察に時間を残す
  • 手順実験問題は「何を変えたか/何をそろえたか/何を測ったか」を先に書く
  • 手順単位・有効数字・グラフの軸を見直す。計算は式を残す
  • 手順生物・地学の用語は定義を一文で言えるかだけ確認して次へ
  • 手順毎日15分:学習中の単元の「受験で押さえる」を音読+書き
  • 手順毎日30〜50分:弱点単元の⑤⑥または⑦を1セット
  • 手順近い用語・近い年代・近い数値の取り違え
  • 手順問題文の一部だけ合っていて結論がずれる選択肢

④ 公式・用語

名称内容メモ
速さv=s÷t
仕事W=Fs
位置エネルギーEp=mgh
運動エネルギーEk=½mv²
仕事率P=W÷t

用語

用語意味
仕事力の向きに物体が動いたときに力がなす量。単位はJ。
仕事率単位時間あたりの仕事。単位はW。
力学的エネルギー運動エネルギーと位置エネルギーの和。

⑤ 手順

運動とエネルギーの手順

  1. 速さは道のり÷時間(逆にしない)
  2. 仕事の前に、力と移動の向きがそろっているか確認する
  3. エネルギーはg=10、単位をm・kg・sにそろえる
  4. 仕事率=仕事÷時間で大小を比べる

⑥ 例題

途中の考え方を追うための例です。演習は問題編で行います。

例題 1基本

18 mを6秒で進む台車の速さは何m/sか。

考え方

v=18÷6=3。 まず問題文から与えられた量・単位・向きを取り出し、図のどの部分に対応するかを確認します。次に式または規則に数値や条件を順に当てはめ、計算や判定の途中を省かずに進めます。最後に単位、向き、桁、問いへの答え方が合うかを検算し、根拠と結論を結びます。

答え:3 m/s

例題 2標準

15 Nの力で物体を力の向きに4 m動かした。仕事は何Jか。

考え方

W=15×4=60。 まず問題文から与えられた量・単位・向きを取り出し、図のどの部分に対応するかを確認します。次に式または規則に数値や条件を順に当てはめ、計算や判定の途中を省かずに進めます。最後に単位、向き、桁、問いへの答え方が合うかを検算し、根拠と結論を結びます。

答え:60 J

例題 3入試

質量2 kgの物体が速さ3 m/sで動く。運動エネルギーは何Jか。

考え方

Ek=½×2×3²=9。 まず問題文から与えられた量・単位・向きを取り出し、図のどの部分に対応するかを確認します。次に式または規則に数値や条件を順に当てはめ、計算や判定の途中を省かずに進めます。最後に単位、向き、桁、問いへの答え方が合うかを検算し、根拠と結論を結びます。

答え:9 J

⑦ 入試での使われ方

  • 仕事は移動があるときだけ数える
  • km/h→m/sは÷3.6
  • 摩擦があるときは熱などへ移る分も考える
  • ⑤基本:005net基本問題 ⑥標準:005net標準 ⑦応用:JS88型の実験連鎖+本アプリ
  • 理科の学習(005net)で基本→標準を章ごとに
  • JS88理科過去問で四分野の配分と実験連鎖を確認

⑧ よくある誤り

  • 速さで時間÷道のりにする
  • 向きが直角の力にもFsで仕事を求める
  • エネルギーが消滅したと答える

⑨ 確認

次ができたら問題編へ進んでください。

  • 台車の速さ3 m/sを求められる
  • 仕事60 Jを求められる
  • Ek・Epを式で求められる

⑩ 問題編へ

「運動とエネルギー」の内容を押さえたら、問題編で手を動かして定着させましょう。

問題編を開く →

解いたあとは解説編で手順を確認してください。

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